夢から目覚めてもまだ夢の中だった、という経験はありませんか?
夢のなかで夢を見る現象を「多重夢」といいます。
心配事がある時や、心に引っかかっていることがある時、
- 自分の状況を客観的に捉える
- 気持ちの整理をする
ためにこの夢を見ます。
もくじ
夢のなかの夢のプラス面からの暗示
夢の中の夢/夢を見ていることに気づく
夢を見ている時に「これは夢だ」と気づくことができたら、
自分の状況を外側から見ようとしているようです。
思っていることが正しく相手に伝わるとは限りません。余計な誤解を生まないように、相手の立場に立って考えることが必要です。
たとえば、自分にとって何気ない話が自慢だと思われてしまうこともあります。様々な事情を抱えた人がいることを心に留めておいてください。
夢のなかの夢/寝ている自分を見る
寝ている自分の姿を見る夢は、
客観的に自分を見ることを暗示しています。
夢の中に悩みを解決するヒントが隠されているかもしれません。
夢のなかの夢から目覚める夢
そろそろ行動しなさいというサイン。
考えているだけでは何も変わりません。できることから始めましょう。
夢のなかの夢/夢のなかで失敗する
せめて夢のなかでは幸せな体験をしたいものですが、失敗を夢に見てしまうこともありますよね。
しかし、これは悪い夢ではなく、失敗の原因を解き明かしたいという前向きな気持ちのあらわれです。
失敗の理由をよく分析して今後の方針を決めてください。
夢のなかの夢/夢のなかで不快な思いをする
こちらも「夢のなかで失敗する夢」と同様に、
問題を解決しようとする前向きな姿勢をあらわします。
ただし、よりストレスが強い状態にあるようです。
ストレスを回避する方法を先に考えたほうが良さそうです。
夢のなかの夢のマイナス面からの暗示
夢のなかの夢/夢のなかで嬉しいことが起きる
そうなってほしいという願望。現実では逆に不幸になる可能性があります。
しかし、最初からいい加減な態度ではいけません。前向きに取り組めば夢の中のように良い結果が得られる、という暗示です。
夢のなかの夢/夢のなかで仕事や勉強をする
追い詰められているのに仕事や勉強が手につかないようです。
面倒なことはやりたくないものですが、先延ばしにしても後が苦しくなるだけなので、早めに片付けてしまいましょう。
やる気が出ないのは、手応えがないことや、無駄だと感じていることを頑張っているからかもしれません。
その場合は、がむしゃらに努力するよりも目標を明確にしてください。なりたい自分になるための仕事や勉強なら頑張れるはずです。
夢のなかの夢/実際にあった辛い出来事を見る
その辛い出来事を夢だと思い込もうとしています。
まだ現実を受け入れられていないのでしょう。しかし、逃げていても何の解決にもならないので、現実を受け止める必要があります。
過去を悔やむより、明るい未来を作るための努力をしてください。
夢のなかの夢/過去の恋愛を見る
過去の恋愛を引きずっているようです。
失恋したことを夢に見た場合、その傷がまだ塞がっていないのでしょう。
ただし、幸せな恋の思い出を夢に見た場合は、
つらい過去を乗り越えられた証拠。
次はもっと素敵な恋ができるでしょう。
目覚めてもまだ夢の中にいる夢
現実を受け入れたくないという気持ちを暗示しています。
しかし、いつまでも夢の世界を彷徨っているわけにはいきません。自分の意志で夢と決別しましょう。
夢のなかの夢を繰り返す夢
夢のなかで夢を見て、さらにそれも夢だった・・・という場合、
ストレスが極限に達しています。
このまま頑張り続けると体調に異変をきたす可能性があるので、できるだけ負担を減らしましょう。
お金を稼がなければいけないというプレッシャーに潰されそうな時は、より多く稼ぐより固定費を減らしたほうがいいかもしれません。
まとめ
起きている時はなかなか素直になれません。くだらない嘘をついたり、見栄を張ったりしてしまいますよね。
夢のなかの夢は、あなたの本心を引き出して、気づかないことを気づかせてくれます。
無意識からの訴えに耳を傾けてみましょう。